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今月の店長会議「来月なんぼ?」で店長黙る―予測は当てもんやない

2026.11.04未分類

30席の店が1日2回転、月に25日開けたら、来てくれる客は1,500人や。
3店舗やったら、4,500人ぶんの来月や。
その来月を、社長ひとりの頭の中で読んでへんか?
「12月、なんぼいけそう?」
月初の会議でこう聞いても、店長は「去年くらいは…」と目をそらしたまま。
「結局、来月の数字はわしが決めなあかんねん」
その気持ち、わかるで。
けど実は、店長が数字に弱いんは、才能やなく、来月を読ませてもろてへんだけなんやで。

予測いうんは当てもんやなく、打つ手を先に決めるための道具や。
売上を客数と客単価に分けたら、店長の手の届く話になる。
来月を読めるんが社長だけなんは、店長に去年を見せてへんからや。
わしは焼肉店の店長時代、前の年の同じ月を41か月続けて超えた。
毎月の勝負相手は、いつも「去年の自分」やったんや。
今日は、店長が自分の手で来月を読めるようになる段取りを3つ置いとくから、持って帰ってや。

①去年の同じ月を、曜日ごとに並べる

月の合計だけ見てたら、金曜が4回の月と5回の月の差も見えへん。
売上の読みは、去年の同じ曜日から始まるんや。
「去年の12月、第2金曜はなんぼやった?」
「その日、宴会は何組入ってた?」
読む力は、センスやなく並べた回数で育つんやで。

②今年だけの事情を、足して引いて

去年とまったく同じ日は、二度と来えへん。
「今年は25日が金曜やから、去年より山が一つ多いな」
「去年あった団体さんの予約、まだ入ってへんな」
予約、行事、曜日のずれ。
ここは一人でやると、つい「これくらいいってほしい」いう願望を足してまうとこや。
願望を混ぜた予測は、月末の反省会の材料になるだけやて知ってた?

③週の終わりに、差の埋め方を店長が決める

予測は、月の頭に立てて終わりやない。
週ごとに予測と実績の差を見て、足らん分を客数で取るか、客単価で取るかを店長が決めるんや。
「今週5万足らんかったな、来週どこで取り返す?」
「人が余りそうな日、空いた時間に何する?」
月末にまとめて見ても、もう打つ手は残ってへんで。

基本は、社長の勘で来月を決めることやなく、店長が去年と今年を並べて、自分の言葉で来月を読むこと。
今月の着地まであと何万円足らんか、あんたの店長は言えまっか?

願望で積んだ数字は、店長の心を折るだけや。
席数やスタッフには限りあるし完全無理ゲー やめときや。
今夜の閉店後、一番任せたい店長と、去年の12月の売上を曜日ごとに紙に書き出してみて。
店長に先に「今年はなんぼ?」を書いてもろて、社長の数字はその後に並べるだけでええ。
まずは1店舗の1か月ぶんから、その一歩を今夜始めてみてや。
店長が自分で読んだ数字は、社長に渡された数字より、ずっと本気で追いかけるもんやで。
去年の数字を並べたけど、どこを足し引きしたらええか迷たら、その紙ごと見せてくれてええ。
一緒に来月を読みましょか。
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